布団もベッドもない場所…キッチンで、リビングで、そして時には外で…いつでもどこでも、場所を選ばないでセックスが出来る体位が立ちバックです。普通のバックとはまた違う野性っぽい印象、エロさのある立ちバックですが、実際試してみるとなかなかうまくいかない、という方も多いのではないでしょうか。
そもそも挿入がしづらい、腰が振れない、ピストンがうまくいかない…そんな立ちバックの不満をばっちり解消して、立ちバックをしっかりマスターしてしまいましょう!
Contents
立ちバックとは
男性も女性も立ったままで、バックの体位で挿入するのが立ちバックです。
四十八手で言えば「仏壇返し」
「碁盤攻め」
「うしろやぐら」
あたりが立ちバックの仲間です。
図で見れば一目瞭然ですが、女性の上半身が深く折れ曲がっていても、壁に手をついて起こしていても、立ちバックには変わりありません。
「視覚的にエロい」という点も立ちバックの大きな魅力です。特に洗面所やお風呂など、鏡の前で行う立ちバックは「顔が見えない」というバックでのセックスのデメリットを完全に解決してしまいます。男性からすれば女性の感じているエロい顔が見られるし、女性からすれば普通のバックのように全く姿が見えないまま責められる訳ではないので安心感を得ることが出来ます。
女性を誘っても、普通のバックはいつも断られがち…という方は、鏡の前での立ちバックのメリットを女性に説いてぜひ試してみてください。
また、バックスタイル全般に言えることですが、立ちバックも例外ではなく支配感の強い体位です。そしてベッドではない場所で立ちバックに及ぶことによって、「普段はセックスをする場所ではない場所」でのセックスという背徳感もさらに得ることができます。
バックスタイルですから、膣の奥までペニスを当てるのが比較的容易なのもいいところです。上手に突くことによって、女性をたっぷり感じさせることが出来ます。こう書くと、いいことずくめですね。
男性からすれば女性を征服しているような満足感が大きく、女性の立場からすると予想外の快感がどんどん与えられるのがバックですから、お互いのニーズがかみ合ったときにはほかの体位では得られない興奮があることでしょう。
立ちバックのポイント
ぜひとも立ちバックを試してみたいところですが、次のポイント2点を必ず抑えておきましょう。初めてでも、成功率がぐんと上がること間違いなしですよ。
立ちバックに向いている場所を知っておこう
ベッドがなくても、どこでもセックスが出来るのが立ちバックのメリットと言えますが、それでも向いていない場所はあります。
具体的に言えば、柔らかいベッドの上。立ちバックはバランスを崩しやすい体位でもありますから、足元が柔らかいと踏ん張ることが出来ずに体勢を崩してしまうことがあります。立ちバックで足をつける場所は、床などの硬いところを選びましょう。
また、プラスアルファの効果がある、という意味で向いている場所も挙げておきたいところです。鏡の前や窓際であれば女性の羞恥を煽り興奮材料にすることが出来ますし、「こんなところでセックスなんて…!」と思ってしまうような、屋外の物陰、人が通らない非常階段などでもまた非日常を感じて興奮が増します。
ただし、過度な露出プレイは女性の不興を買ってしまいますし、そもそも公共の場での性器露出は公然わいせつ罪に該当しますから、屋外でのプレイは場所を選んでするようにしましょうね。
最大の難関は挿入
「よし、ここは立ちバックだ!」となっていざ挿入しようとしても、なかなかうまくいかないことが多いのではないでしょうか。男女ともに立った状態からペニスを挿入するのは、初めてや慣れていない場合はとっても難易度が高いと言えます。
また、初心者の場合は特に最初から最後まで立ちバックでのセックスはほぼ不可能です。最初からお互いに立った状態での挿入にまず手間取り、手間取っているうちに女性の膣が渇いてしまいピストンに手間取り…スムーズにコトを進めるのは、なかなか難しいのです。
最初からうまくできることはまずありませんから、来たるべき日のために普段のセックスでも他の体位から立ちバックに移行する練習をしておくといいかも知れませんね。
立ちバックに移行するためにおすすめのやり方は、女性に棚やベッドなどに上半身だけをうつぶせに預けてもらった状態での挿入です。女性の腰がくの字に曲がっている分膣口が見つけやすく、挿入が容易になります。
女性が上半身を倒している状態のままセックスに持ち込んでも立ちバックの一種ですからそれで満足だ、というのであればそのまま続ければいいわけですし、いやいや立ってやりたいんだ、ということであれば、女性に起き上がってもらって立位での立ちバックに移行してもOKです。
立位に移行する場合、女性のバランスが崩れやすいので注意してあげましょう。声をかけてしっかり抱きかかえながら体を起こしてあげると、女性もその気遣いにキュンとして満足度が上がりますよ。
腰を振るときはGスポットを意識
女性にとって満足できない体位だという印象を与えてしまうと、二度目、三度目の立ちバックの機会はなかなかめぐってこないでしょう。立ちバックで女性を感じさせるためには、腰を振るときにGスポットを意識するのが一番です。
立ちバックでGスポットを狙おうとすると、ペニスの下側(女性のお腹側)を責めるように動かなければいけません。そのためには、少し腰を落として膣壁の下側をこするように意識することが大事です。Gスポットの位置が分からない場合は、膣壁をまんべんなくゆっくりこすったりペニスの先を押し付けたりってみましょう。
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立ちバックと並行できる愛撫
立ちバックで腰を振るだけに集中するよりも、女性の身体を触って愛撫してあげたほうがセックスはずっと楽しいものになります。おすすめは、女性のおっぱいをこれでもかと責めてあげること。
後ろからおっぱいを揉まれると、お互いの身体が密着しますから満足感と愛されている実感が増し、結果的に興奮させることが出来ますし、これがもし鏡の前であれば、「責められている自分」を視覚でも認識することができるわけですから、脳で感じることが多い女性はぐんと感じやすくなります。
また、動き方がわかって余裕が出てきたら、ぜひクリトリスもいじってあげましょう。膣内の開発が充分ではなく、奥を突かれてもイマイチ感じにくいという女性でも、クリトリスであれば間違いなく感じます。
激しく突かれるだけでは痛い…と思っていても男性の満足感を優先してなかなか言えない女性もいますから、立ちバックでの責めではイマイチ感じていなさそうだと思ったら、ぜひクリトリス責めをプラスしていきましょう。
もちろん、クリトリスのほかにその女性が感じることが出来る場所があるのなら、耳でも背中でも脇でもなんでも責めてしっかり感じさせてあげましょうね。
立ちバックのデメリット
マスターすれば楽しい立ちバックですが、やはりデメリットはあります。
男女で身長に差があると難しい
女性の身長が極端に低い、または男性がとても高身長であるなど、身長に差がある場合は立ちバックをするのがとても難しくなります。女性を立たせた状態では女性の腰の位置が低く、男性がそこへ腰を合わせるには中腰にならなければいけないため、姿勢を保つだけでもかなり疲れてしまいます。
立ちバックに適した身長差は、おおむね10~20センチ程度と言われています。(実感的には、20センチほども差があるとかなりやりにくいです)それよりも身長差が大きいカップルで、どうしても立ちバックがしたい!ということであれば、女性が高めのヒールを履いている日などに挑戦してみましょう。「靴を履いたままセックスする」という非日常感が、普段と違う興奮を生んでくれますよ。
他にも、階段の段差を利用する、布団などを折りたたんだ上に立ってもらう…など、解消する方法はいくつかありますから、その場に応じた方法を取っていくようにしましょう。
女性の腰と太ももへの負担が大きい
感じ始めると力が入らなくなって立っていられなくなるものですが、それでもセックスの最中で男性と身体が繋がっている女性はしゃがみこむことが出来ません。そのため、身体がガクガクでつらくてもなんとか足を踏ん張って立っていないといけないことになります。この体制は、とっても負担が大きいものです。
また、男性の突き上げる角度に合わせて腰を合わせた状態を続けるのは、やっぱりかなりの負担になってしまいます。
この状態になった女性を支えながらのセックスは「ここまで感じさせた!」という興奮と満足感もひとしおかと思いますが、女性の全体重を支えながら長い時間ピストンを繰り返してセックスが続けられる男性はごくまれでしょう。
体勢がつらいまま続けるセックスでは、身体の底から感じることも難しくなります。それでも最初からクライマックスまで立ちバックでセックスがしてみたい!と考えている男性は、ぜひ女性の体重を平気で支えられるくらいに鍛えまくっておきましょう。
立ちバックでの腰の振り方、オススメは
立ちバックはAVでもおなじみの体位ですから、ついAVのように高速ピストンをしたくなってしまうところですが、それで感じる女性ばかりではありません。その女性の膣奥をガンガンに開発しきってしまった、という場合は高速ピストンでイカせることもできるかもしれませんが、そうでない場合は高速で突かれても本当に痛いだけですし、そもそも男性だって疲れてしまいます。
オススメは、ゆっくりと押したり撫でたりするような動きでGスポットやポルチオを刺激することです。Gスポットは、ペニスを引き抜くときにカリで引っ掻くように刺激するのも効果的ですよ。
立ちバックはただでさえ男女ともに疲れてしまいやすい体位なので、抱き着いて密着しながらじっくり抜き差しして膣の中を刺激するのが、一番立ちバックをじっくりと楽しめる方法と言えるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?立ちバックを楽しむためにはいろいろ考えることも多いですが、その密着度と非日常感はとっても刺激的です。ぜひ、コツをマスターして立ちバックにチャレンジしてみましょう!
今回立ちバックを紹介しましたが、セックス体位はたくさんありますので、参考にしてください!
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セックス講師の「ゆい」です。男女が心から満足してセックスでイケる為のセックステクニックについて分かりやすくお話をしています。
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