
都市伝説化しているウテルスセックス。このセックス行為が本当に出来るのかどうか、度々話題になるのですが、体の構造と感覚的な話から、結論を出しています。
ウテルスセックスとは、ネットなどで目にしたことがある方もいるかもしれませんが、子宮挿入性交のことを指します。文字通り子宮にペニスを挿入することを想定しています。実際にウテルスセックスをしたという男性の話や具体的なウテルスセックスのやり方まで記載されています。
ただし、このウテルスセックスは「できない」ということです。そもそも膣の奥に位置する子宮までペニスが届くことはないというもの。さらに、仮に子宮まで届いたとしても子宮自体が閉じているので挿入ができないというものです。
早い話が物理的にウテルスセックスはできないということです。子宮は出産の時でも数㎝しか開かないといいます。さらに赤ちゃんが通るときはそれこそ生みの苦しみともいうほどの激痛が襲います。そのため、柔らかいとはいえ亀頭で突かれると同様の激痛が襲います。
さらに、通常ペニスを挿入した時子宮はペニスの上部に位置しています。膣内でペニスが曲がらない限りは子宮に届くことはないということです。ただ、女性がオーガズムを迎えた直後は子宮が下がってくるのでチャンスがあるといえますが、そのチャンスを使っても閉じた子宮をこじ開けることは不可能と言えるでしょう。
ネットでは興奮が高まると子宮が閉じてしまうので前戯なしで挿入するべしと書かれています。濡れていない膣にペニスを挿入すること自体が間違えた行動ですが、前戯で感度が増すと子宮口が閉じてしまうので前戯もなしに挿入するということのようです。
濡れていない膣にペニスを挿入することは、膣壁を傷つけるほか雑菌の侵入を防ぐことができないため炎症を起こす原因にもなります。大切な女性の体をむやみに傷つける行為が許されていいはずがありません。
前戯をする前でも、体の機能として子宮口は器具が無ければ開かないほど硬いのです。ウテルス・セックスが出来るとネット上の記事では主張している人がいましたが、言っている事もめちゃくちゃでイラストを載せて説明している人もいましたがどれもでたらめな図解での説明でした。
ただ、実際にウテルスセックスが出来たと勘違いしてしまう人がいるのは事実なのです。どうしてそのような勘違いが起こってしまうのかを出来た主張をしている人の意見から検証してみました。
実際にウテルスセックスにて感じた声として
「亀頭のえらの部分にゴムパッキンみたいな子宮口で締め付けられる感触とか、そのまま出し入れしたりするのはかなり気持ちいいです」
他に、
「私はペニスを半分ほど挿入したあたりで亀頭がなにかコリコリした小さな輪にハマるような感触を感じることがあります。根元まで収まるのですが、ピストン運動するとちょうど亀頭がその輪で前後にしごかれるような感じがします。大変気持ちが良いのですが、彼女の身体に問題が無いのか心配になっています。女性器の図解など調べても、そのようなリング状に締まる部分は子宮口くらいしか考えられません。」
等々「はまった」「こりこり」と言ったみな似たり寄っている意見が多くあります。
ただ、実はこれに関して言いますと、ウテルス・セックスが出来たと男性を勘違いさせてしまっている要因として膣の奥の「後膣円蓋」の部分にあるのです。後膣円蓋とは、子宮頸管(ポルチオ)と背中側の膣壁の間のあたりの事を指します。
子宮頸管(ポルチオ)が膣口の方に下りてくることにより「後膣円蓋」のあたりに生まれる深いくぼみに男性器が入り込むことによって、硬くなったポルチオ部分と骨に挟まるため、「はまった」「こりこり」っと言った感覚にて子宮の中に挿入出来たかのように錯覚してしまい、ウテルスセックスが実在すると勘違いを起こしてしまうのです。
以上色々と話しましたが、結論としてはウテルスセックスはできないものといわざるを得ません。
Contents
ウテルスセックスは漫画やアニメ、AV動画の影響から
では、ウテルスセックスが話題となっているのはなぜでしょうか。理由は二つあってひとつは男性紙などの「漫画やアニメの影響」と「ポルチオ性感との勘違い」となります。ポルチオ性感は後述するので漫画やアニメの影響をお話します。
発信源になるかどうかは不明ですが、漫画やアニメでウテルスセックスが取り上げられそれをみた読者の間で話題となったようです。そこに目を付けたAVメーカーが、ウテルスセックスを題材にしたAVを制作し販売したのがきっかけで広まったというのが話題となった理由の一つです。下記はほんの一例になります。
引用元:https://slipslide.jp/onaho-series-toysheart/014196/
※タイトル部分以外はモザイクを掛けました。
あくまでもまんがの世界での話なので成り立つウテルスセックスですが、現実ではそもそもあり得ない話。そこに目を付けたAVメーカーの戦略にうまく乗せられたというのが実情のようです。
ウテルスセックスとポルチオ性感は似て非なるもの
もう一つの理由に「ポルチオ性感」があるとお話しましたが、こちらは実際におこなわれているものです。そもそもポルチオとは「子宮頸管」のことを指しますが、子宮の入り口付近にあってこのポルチオを刺激すると男性も女性も今まで味わったことのない快感を味わえる場所です。
おそらくウテルスセックスを語られるときにこのポルチオに触れていた感覚を勘違いしてウテルスセックスといったのではないかと考えています。ポルチオ性感もネットで話題となっていますが、ウテルスセックスとは似て非なるものです。
ポルチオ性感は開発すれば女性にとって最高の性感帯になります。ポルチオをペニスで刺激することで中イキはもちろん一回だけではなく何回もイキ続けられますし、男性は亀頭に絶妙な感覚を味わえるのでお互いにとって幸せになれる性感帯といえます。
経験した女性の話では、なにが起きたのかわからなかったそうです。イクときも徐々にのぼりつめてイクというより瞬時にのぼりつめてイクという感じで、突然押し寄せる快感に怖くなり叫んでしまったといいます。
膣内も突然襲ってくる快感に一度ぎゅーっと締め付けたあと緩むような感覚になります。体とともにビクンビクンと動く中イキでの感覚とはまるで違うものです。男性がペニスで突くときはポルチオのコリコリした感覚が名器といわれる膣で感じる感覚とは違う感覚を味わえます。
ポルチオの開発方法
開発手順は「ほぐし」「かき回し」「押す」が基本的な手順方法になります。まずは、開発する前にクリトリスを刺激してイカせておきましょう。これはイカせることで、子宮が下がってくるのでポルチオを刺激しやすくするためです。
まずはほぐしですが、未出産の女性はポルチオが固くなっているのでほぐす意味でも効果的です。ほぐし方は小刻みに振るわせる感じで。開発前のポルチオは感度は鈍いのでポルチオを刺激しながら合わせて周辺への刺激をおこなうという感じです。
次にかき回しですが、ほぐしの段階で女性が腰を押し付けてくるようになればかき回しに進みます。かき回すといっても突くのではなく奥まで押して引き、また押して引くという感じで亀頭でこするようにすると効果的です。
最後に押すですが、かき回すの時と同様にガンガン突くのではなく押します。押し方は亀頭をポルチオに徐々に押し付ける感じです。すでに感度が高まっている女性はこの段階でかなり感度が高まっているはずです。でも、ガンガン突くのは我慢しましょう。
ポルチオ刺激の挿入方法
ポルチオに刺激を与える為には、どうしても普段より挿入を深くしなければなりません。その為の体位として、深く挿入出来る体位に移行していく必要があります。深く挿入する為には、片足を自分の進行方法からずらすことによって、太ももやお腹の肉が邪魔にならずに、挿入しやすくなるのです。
一例としては、下記のような松葉崩しが王道な体位となります。この体位は女性や男性にとっても気持ちがいい体位であり、初心者でも動きやすいメリットがありますね。コチラの記事にて、松葉崩しに付いて詳しく解説しています。
帆かけ茶臼等も男性主体で動くことが可能な体位です。ただ、少し動きづらいのが難点です。
他には、正常位の一つである深山体位では片足をずらしはしないのですが、両足を上に上げることで太ももが挿入時に邪魔をしない為、挿入を深く行うことが可能になりますね。
最後に女性が主体で動くことが出来る体位で深く挿入することが出来るのが下記の体位になります。この体位は、女性がイク事になれている場合は可能ですが、基本的には女性自身で動いてイクにはハードルが高い体位になりますね。
ウテルスセックスの危険性を再認識
ウテルスセックスがまんがの世界の話で女性の膣や子宮を傷つける大変危険な行為だということはわかってもらえたともいます。間違った知識でウテルスセックスをしたために妊娠しづらくなったり、流産しやすくなったり女性の体への負担もかなり大きくなります。
間違った情報に惑わされることなく正しい知識で快楽を得られるセックスライフを目指しましょう。そういう意味では、ポルチオ開発はおすすめです。開発の段階があるわけではないのですぐにでも開発を始められます。
男性にとっては、ポルチオを攻めることで女性に大きな快楽を与えることができるので女性が離れられなくなります。そうなると男性にとっては最高のセックスライフを送れることは間違いないでしょう。
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→【note】セクテクオーガズム
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→【note】フィーリングセックス
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ウテルスセックス出来ますよ。
今まで試した中では9割以上の女性と出来ました。
外人もいたので、人種にもあまり関係ないと思います。
みんな無理矢理入れようとするから危険だって話に
なるだけじゃないですかね。
普段は子宮口が閉じてても、興奮すれば話は別です。
それは膣口と同じです。
準備ややるべきことがきちんと出来れば、子宮口は
きちんと開いて挿入できます。
私の経験では挿入しても痛みを訴えた女性はいません
でした。
逆にオーガズム時に非常に大きな快感を得て、気を
失った女性も何人かいた位に気持ち良いものです。
なんで平常時の体とセックス時の体を同一視して
ものを言えてしまうのか、理解に苦しみます。
医学なんて今までにわかってる事だけを元にものを
言ってるだけで、しかもそれが絶対の真実であるかの
ように聞こえてしまう質の悪い面があるのはご理解
頂いておいても良いのでは?
過去に言われてた医学の常識がひっくり返ったことなど
いくらでもあるでしょう。
もし本当にウテルスセックスが不可能なら、なぜ昔から
キンチャクとかって名器の話が伝わってるんでしょうか。
そもそもウテルスセックスという言葉があるということは
そういうセックスが存在するということを示唆してると
言えるのでは?