「ほんと、驚きましたよ。正月休みなどで10日間ほどAVの仕事がなくて、射精しないでいたら、明らかにチンコが、一回りは小さくなっていたんですよ」こう驚きの証言をするのは、中年AV男優として活躍する吉村卓氏(40)だ。公私併せて年間300回はセックスをしている性の達人を襲った突然の短小現象。
実はこういった現象は誰にでも当てはまるというのだ。作家で医学博士の志賀貢氏が、こう説明する。「筋トレをしている方ならわかると思いますが、1から2週間ほどトレーニングをサボってしまうと、筋肉は見るからに落ちてきます。これはペニスも同様。海綿体の周りには薄膜と呼ばれる筋肉の腱があり、しばらく使わないと、ここが退化して、ペニスそのものが小さくなるのです」。
医学的にはこれを廃用症候群と呼び、人間は健康体であっても、使わないでいると、筋肉の萎縮や関節の拘縮が進む。恐ろしいのは、その進行の早さで、「1週目で20%、2週目で40%、3週目になると60%にも及びます」(前同)なんと、ペニスも3週間使用しないでいると、薄膜の筋肉が60%も低下してしまう可能性があるのだ。
さて、この話を聞いてゾッとした方も多いはず。そう、セックスレスだ。去年の9月、厚生労働省の研究班が実施した10代から40代夫婦の「セックスレス調査」によると、16歳から49歳の男女3000人を無作為に抽出して調査票を直接配布。1468人から得られた回答では、既婚者で1ヶ月以上、性交渉の無い人は36.5%。全体の4割近くがセックスレスの状態に陥っていたのです。ちなみに、2001年の同様の調査では、28%だったので、日本におけるセックスレスは、まさに歯止めがきかない状況だ。
さらに、こんな現象も。「最近は、EDに悩む20代から30代の若い男性患者が増えていますね。その原因は『ペニスに自信がない』というのがほとんど。中には、10代の頃はムケていたのに、20代半ばから真性包茎になるほど小さくなってしまったというケースもあります。聞くと、ここ何年もセックスをしていないというのです」こう語るのは「脳で感じるセックス入門」の著者であり、弘邦医院院長のドクター林氏。セックスをしないことで、ペニスが退化して男性としての自信も失ってEDになる、セックスレスは放置すると恐ろしいことになるようです。