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セックスレスと一言でいっても、その原因は様々です。また、10数年前と現在ではセックスレスの原因もずいぶんと移り変わっています。では、セックスレスの原因の移り変わり見て行きましょう。
1991年までの統計では、セックスレスの主な原因は、勃起障害(32.9%)、性的回避(14.3%)、性嫌悪(8.6%)、性欲低下(8.6%)でした。1991年だと、まだバイアグラがなかったので、セックスレスの原因の1位は勃起障害です。それ以外の原因としては、回避型人格障害が注目を集めていました。回避型人格障害でのセックスレスとは、人間関係を作るのが面倒、失敗して恥をかくのが恐くてセックスできないと言った、人間関係を上手く作れないことが理由でのセックスレスです。
ところが、最近のセックスレスカップルの原因はずいぶんと変わってきました。最近は、男性の性嫌悪症が増えてきたことです。昔は性嫌悪症といえば女性だけにみられると言ってもいいぐらいだったのに、最近では男性の方が多いぐらいだそうです。
調査によると性嫌悪症の男性の特徴は、「ある時まではセックスできていた」、「相手が異なればセックスはできる」、「身体的疾患はない」となります。
ちなみに、パートナーの個人的欠点を嫌って相手に生理的嫌悪感をもつようになったカップル以外は、ふだんは仲のよい関係が続いていることも特徴です。こう言ったカップルに共通するのは、パートナーを性的な対象として見られなくなっていることです。
長く、一緒に暮らしていると、パートナーとの愛情が「男と女」の関係ではなく、「家族」の関係になってしまうことが原因だそうです。専門医の話しですと、こう言ったタイプのセックスレスは治療が極めて困難なようです。
セックスレスとはいったいどう言う状態のことを言うのでしょうか?
1994年に日本性科学会によってセックスレス・カップルは次のように定義されるようになりました。「特別な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアルコンタクトが1カ月以上なく、その後も長期にわたることが予想された場合をセックスレス・カップルという」
つまり、病気や単身赴任などのセックスが出来ない事情が無いのに、1カ月以上セックスしてなくて、これから先もセックスしなさそうな状態を、セックスレスと言います。

