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世間一般に認められている説では、男性は肉体的な理由で、女性は愛情が理由でセックスをする、とされていますが、米テキサス大学オースティン校の研究者チームの調査によると、どうやらそうでは無いようです。
調査方法は、まず、学生・大学関係者400名を対象にセックスをする動機を調べ、セックスをする理由のリストを作ります。そのリストを使用して、学生1500名を対象に調査を実施しました。
その調査結果によれば、セックスをする理由で、もっとも多かったのは「魅力的だったから」で、男女ともにセックスをする理由のトップでした。他には、「欲求不満だった」「酔っていた」「愛していた」などで、セックスをする理由のトップ25のうち、20の理由は男女で共通していいました。
調査全体では、セックスをする理由は237種類にもおよび、肉体的欲求型、感情型、不安型、目標達成型の4つのタイプに分類出来るそうです。
研究チームのシンディ・メストン准教授は、この研究結果でセックスをする理由に「男女差はほとんどなかった」ことが分かったとしています。
アメリカではガムのように噛む避妊薬が発売されています。製薬メーカーによれば、商品名はFemcon Feで、スペアミント味。パッケージは財布に入れて持ち歩けるカードサイズとのこと。
もちろん、ピルのように飲み込んでも大丈夫。成分は標準的な避妊用ピルと同じホルモンを含んだもので、危険性はありません。
リプロダクティブヘルスの専門家達はガム式避妊薬をどう評価しているのでしょうか。ノースウエスタン大学産婦人科のリー・シャルマン教授は「大発明ではないが、大いに意味がある」とおおむね好意的に評価しているようです。
このような、ガムのように手軽に服用出来る避妊薬が、好意的に評価される理由としては、ピルを服用している女性の1/3から1/2が、毎月1,2回ピルの服用を忘れるため、避妊に失敗する確率があるからです。
ガムのように気軽に服用出来る避妊薬があれば、ピルの飲み忘れによる、妊娠を避けることが出来て、望まない妊娠をする率が高いと考えられる若い女性達の助けになることでしょう。
胸のサイズを気にしている女性は大勢います。小さすぎると悩む女性もいれば、大きすぎると悩む女性もいて、胸のサイズに関する悩みはつきません。
では、胸のサイズは、いったい何によって決まっているのでしょうか?目鼻立ちと同じように、遺伝的な要素もあるのですが、生活環境も胸のサイズに大きな影響を及ぼしているのです。なぜならば、乳房は脂肪の成分が大変多いので、女性の栄養状態に大変影響を受けやすいからです。
ですから、ぽっちゃりした女性は、だいたいの場合、胸が大きめです。また、多くの女性が痩せると胸から小さくなる、と悔やむことも、栄養状態が胸のサイズに影響を与えているからです。
また、現代人は、以前よりも、とても高カロリーの食事を摂るようになっています。そのため、現代の女性は、それ以前の女性よりも、遙かに胸のサイズが大きくなっているそうです。実際に、ドイツのベニングハイムにある衣料生理学研究所の調査では、現代の女性の胸は、1983年に測定された値よりも大きくなっているそうです。
他にも胸のサイズに影響を及ぼす要素として、ファースト・フードが挙げられます。そもそも、ファースト・フードは高カロリー・高脂肪なので、胸が大きくなるはずですが、理由はそれだけでは無いようです。
ドイツのコンスタンツで環境ホルモンの研究をしているダニエル・ディートリヒによると、ファースト・フードのような『脂肪と糖分が豊富な飲食物は、若者たちのからだを早期に刺激し、性ホルモンを大量生成させる傾向がある。このため、思春期が早く訪れるだけでなく、女性の乳房など第二次性徴も目立つようになる』と報告しています。
また、避妊用ピルの使用も、女性の胸のサイズが大きくなることに作用しているそうです。
快感の大きさと、喘ぎ声の音の高さには、何か関係があるのでしょうか?
アダルトビデオなどでは、快感を感じたとされるAV女優さんが、可愛らしい高い声で喘ぎ声をあげています。
気持ちよいから、喘ぎ声の音が高くなる(音量が上がるのとは別)んだ、と言われると、なんとなく、そんな感じもしますが、実際にはそうではありません。
女性のあえぎ声が、地声より高い音の時は、演出か緊張があるためで、女性がリラックスして本当に感じた時は、地声より低くなるのです。これは、女性のオーガズムを多く観察した男性ならば経験的に解ると思います。
また、女性がオーガズムに達したときや、快感を感じたときの反応は女性(男性も)によって様々なのです。
大声を張り上げる女性もいれば、うめいたり泣き出したりする女性もいます。また、思いもよらない反応としては笑い出したりする女性もいます。
オーガズムに達しても、一見なにも感じていないように静かな女性もいるのです。もちろん、オーガズムに達したときに大きなあえぎ声をあげる女性も大勢いますが、かならず、みんな同じ反応では無いのです。
また、オーガズムを感じた時の身体の反応も、女性によって異なります。たとえば、激しく痙攣したり噛みついたり、ひっかいたりする女性もいれば、外見的には何も起こっていないように見える女性もいるのです。
ドイツの医学博士ユルゲン・プラーターによると、このように、オーガズムや快感に対する反応に大な違いがあらわれる原因には、ストレスが関連しているそうです。
なぜなら、ストレスを感じたときや、それが解消されたときの反応が人によってことなるように、オーガズムを感じたときに、性的な緊張感がいっきに解放されるため、さまざまな反応が現れるそうなのです。
お酒を飲むとセックスしたくなる女性は多いようです。でも、どうしてお酒を飲むとセックスをしたくなるのでしょうか?
科学雑誌ネイチャーに発表された調査によると、女性がアルコールを摂取するとテストステロンの生成量が高まるそうです。このテストステロンは男性ホルモンで女性でも少量ですが分泌されています。
そのテストステロンが多く分泌されると、女性でも短気になって、性欲が上昇し、物事の分別がつかなくなるそうです。つまり、セックスがしたくてしかたなくなるわけです。
ですが、アルコールはセックスにとって良い影響を与えるばかりではありません。アルコールを飲むと性欲が高まりますが、感覚が鈍くなるので男女共にオーガズムに達しにくくなります。
また、男性はアルコールを多く摂取すると勃起能力が衰えますし、人によってはお酒を飲むとすぐに眠くなって、セックスどころではなくなってしまいます。
ピルを正しく飲めばかなり確実に避妊できるわけですが、失敗する確率が0.1~5%あると言われています。
失敗してしまうのには様々な理由が考えられますが、ピルと他の薬剤の飲み合わせによっては、ピルの効果を減じてしまうことがあるようです。
アメリカの調査ではピルを飲んでいたのに妊娠してしまった女性の二割は、セックスの前に抗生物質を服用していたそうです。そのため抗生物質がピルの効力を弱めてしまうことがあるのではないかと報告されています。
スウェーデン政府はセイヨウオトギリソウを含むサプリメントに多く含まれるハイパーフォリンという物質が肝臓の機能を高めるために、ピルの成分が早く体外に排出され妊娠てしまう可能性が高まると発表しています。
どちらにせよ、ピル以外に常用している薬がある女性は婦人科医に相談してみて下さい。
また、下痢をしているときは、ピルが早く体外に排出されてしまうため、ピルの効果が失われてしまい、妊娠してしまうことがあります。
男性の腹上死はホテルなどで不倫相手の年下の女性とセックスしているときに起こりやすいんだそうです。理由は、いつもよりも、興奮してしまうからだそうです。
ちなみに死因は心臓病55%、脳出血42%だそうです。性交中の脈拍は最高で一分間に180まであがるそうですから、うなずけますね。
心拍数180というと運動に例えるとジョギングなんてレベルではなく、ランニングしているレベルです。心拍数的にはセックスってスポーツなんですね。ですから、もちろん、セックスの前にお酒なんて危険です。
アメリカでは大食いや飲酒のあとに腹上死が多いと報告されているそうです。で、腹上死を予防するにはセックスの前にコップ1杯でもいいので水を飲むことだそうです。
アメリカの性治療の最前線で活躍するジェニファー&バーマン姉妹は骨盤内の血流低下が引き起こす性機能障害を「クリトリスと膣の血管機能不全症候群」と名づけました。
原因として「心虚血性疾患」「高血圧」「高コレステロール」「喫煙」など、一般的にも血管や血流について悪影響があると認知されている原因について触れられているのですが、最後にとても興味深く、また健康な女性にも関係のある原因が説明されていました。その原因は自転車によるサイクリングです。
ボストン大学のアーウィン・ゴールドスタイン博士のチームの研究によると、標準的なサドルに座ってのサイクリングはペニスやクリトリスにつながる神経の束と動脈を圧迫して性機能障害を発生させる恐れがあるそうです。
282人の女性サイクリストと51人の女性ランナーを対象に行った実験ではサイクリストの 40%以上がクリトリスの無感覚を訴えたそうです。しかし、ランナーには同じ症状を訴えた女性はいなかったそうです。
また、自転車競技に参加する女性選手の訴えは11%しかなかったそうです。なぜなら、女性選手たちの大部分は自転車競技用のパッド入りのショートパンツを履いていたようです。
サイクリングによる神経の束や動脈の圧迫による性機能障害を避けるためには細長いサドルをさけて、幅の広いサドルを選ぶようにするべきだそうです。そのように、跨ぐタイプではなく、腰掛けるタイプのものだと性器の損傷や圧迫を防ぐべきだそうです。
バーマン姉妹は、「頻繁に自転車に乗る女性は、サイクリングが性機能に広範な影響を及ぼし、その症状が長期間にわたって続く可能性があるということを知っておいてください。」と注意を呼びかけています。
ですから、しっかりと性器を圧迫しないように対策をとらなければ、健康のためのサイクリングやスポーツジムなどの自転車漕ぎ運動などで、かえって性機能障害になってしまう可能性があるのです。
セックスレスに悩むカップルや女性の方々から、セックスをしなくても仲良しなのだから、お互いにセックスを外部に求めてはどうだろうかとご相談を受けます。
カップルがお互の性的な自由を認めあう結婚をオープン・マリッジと言います。オープン・マリッジ(自由結婚)は1973年にアメリカの社会学者オニール夫妻によって提唱された、夫婦が独身時代と同じように社会的、性的に独立した個人を認め合う結婚の形態のことです。
オープン・マリッジは性の革命がピークだった70年代に多く試みられましたが現在では社会的に容認されていません。しかし、現在でも一部のカップルの間ではオープン・マリッジは機能しています。
こうしたカップルに話を聞くと、お互いにパートナーに対する絶大な信頼があり、二人の関係は心が強く結ばれていて、セックスはそういった心の結びつきとは全く別の要素だから、パートナーが自分以外とセックスしたとしても、二人の関係は悪くならないし、二人の信頼関係は普通のカップルと変わらない、それ以上の親密なつながりがあると言います。
ルットガーズ大学の人類学者、ヘレン・フィッシャー博士はその著書の中で、人間のカップルも赤ん坊を子供に育て上げるくらいの期間は一緒にいられるようにできていると述べています。
人間の場合、その期間は4年間だそうです。また、人間は同時に1人以上の相手を愛する(ことができる)ようつくられていると述べています。つまり、長く一緒に暮らすパートナーに愛着を感じる一方で、初めてであった見知らぬ誰かを好きになったりもするということです。
オープン・マリッジはお互いの承認と合意の上に成立するものです。ですから、カップルのどちらかが嫌なら成立しません。ですから、セックスレスのカップルがオープン・マリッジを導入する場合、まず、セックスレスについてお互いにきちんと話し合いましょう。
どうして、二人がセックスレスなのかを話し合い、オープン・マリッジが二人の関係にどんな変化をもたらすか、しっかりと見極める必要があります。また、オープン・マリッジ以外にセックスレスを解消する方法も検討してみましょう。セックスレスを扱うクリニックを受診したり、セラピストに相談するなどの方法も検討する必要があるでしょう。しかし、クリニックでセックスレスの治療を受けた男性の治る割合は3割程度だそうです。
カップルの人間関係に問題があってセックスレスになっている場合は、オープン・マリッジより離婚を選んだ方が良いのかもしれません。しかし、セックスレスでもお互いに仲の良いカップルの場合は試してみる価値があるのかもしれません。
精神科領域におけるセックスレス治療の第一人者とされる阿部輝夫医師(あべメンタルクリニック院長)はセックスレスの新タイプとして、先に挙げた、男性の性嫌悪症の増加を指摘しています。
第32回性治療研修会(日本性科学会主催)で、阿部医師は「仲よしなのにセックスレス」と題して男性の性嫌悪症を取りあげました。従来はほぼ皆無だった男性の性嫌悪症患者が現在、急増しているそうです。そう言ったカップルの特徴は、二人の関係が母子関係や、兄弟関係に変化している傾向が認められるということです。
性嫌悪症の定義は「パートナーとの性器による性的接触のすべてを極端に嫌悪し回避すること」とされています。 性嫌悪症の男性のほとんどが、まえはパートナーとセックスしていたのに、ある時にパートナーとのセックスが嫌になってできなくなっています。でも、パートナー以外の女性であればセックスが出来るし、男性本人にホルモン異常などが無いのが特徴です。それに、セックス以外の場面では、結構仲良しで、買い物や旅行に行ったり、大変仲良しなのも大きな特徴です。
つまり「軽いキスは出来ても、ディープキスはまったくだめ。抱き合えるけど、愛撫は出来ない」という状態です。どうして、仲はよいのにパートナーとのセックスを嫌がるようになってしまうのかは、不明だそうです。
しかし、阿部医師の指摘では、セックスレスのカップルには一定の傾向があるそうです。それは、男女関係ではなく母子関係になっている場合が多いそうです。他には兄妹や姉弟関係、友人関係、マスコット的関係になっているカップルも見られるそうです。 阿部医師の話しですと、性嫌悪症の治療は大変難しく、治療の成功率は男性で3割ほどだそうです(女性場合2割ほど)。
セックスレス治療の第一人者にして、セックスレス治療の成功率が3割ですから、女性は、パートナーとセックスレスの場合、そのパートナーと一緒にいる限りセックスを我慢するか、パートナー以外の相手とセックスをするかを選ばなければなりません。もちろん、セックスが出来なくても平気な女性なら、セックスレスは問題にならないんでしょう。でも、実際にはセックスが出来なくても平気な女性は少ないので、これだけセックスレスが問題になる訳です。

