ブログ - 腹上死を防ぐ救命救急
高血圧や動脈硬化を原因に、心筋梗塞や脳卒中などがセックスの最中に起こると、突然死することがあります。この突然死を俗に腹上死と言います。こうした、脳・心血管障害が起こりやすいのは、セックスにより急激に血圧が上昇するためです。
腹上死の原因としてもっとも多いのは、心筋梗塞に代表される心臓病と、クモ膜下出血に代表される脳卒中です。こうした発作は、性別に関係なく起こります。ただし、どちらかと言えば、男性の場合は心筋梗塞、女性では脳卒中が比較的多いようです。
特に持病として高血圧、動脈硬化、高脂血症、心臓病、糖尿病などの成人病(生活習慣病)がある人は、腹上死に十分に注意して下さい。
セックス中にパートナーが急に身体の異常を訴えたり、異変に気づいたら、ただちにセックスを中止して状況を判断しましょう。激しい胸痛を訴えて倒れ込むような時は心筋梗塞、激しい頭痛や吐き気などを訴える時は脳卒中が疑われます。
手当の前にするべきこと
意識がハッキリしていて話せる時は、胸が痛むのか、頭が痛むのかなど、なるべく具体的な症状を聞きましょう。べつに異常がなく、たんに調子が悪い程度であれば、しばらく安静にして様子をみましょう。しかし、突然ぐったりして呼びかけても返事がないときは、呼吸と心臓の動きを確認しましょう。
応急手当の方法
意識がハッキリしているときは、身体を温めてしばらく安静を保ちます。
激しい頭痛に吐き気を訴え、麻痺症状が伴う場合は脳卒中が考えられるので、あまり動かさないようにして至急、救急車を呼びます。
心臓を中心に激しい痛みを訴えて苦しみだしたら、心筋梗塞などの心臓病が疑われる。顔面蒼白、呼吸困難などで意識が薄れてくるような場合は、至急、救急車を呼び、ただちに人工呼吸と心臓マッサージを始めましょう。
不幸にして、脳や心臓の発作が発生したら、とにかく落ち着いて冷静になることです。そして、至急、救急車を呼び、その間、必要に応じて応急手当を行うことが、一命を取り留めることに繋がります。
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