ペッサリー
ペッサリーは、鋼鉄製のスプリングの環に半球状にゴム膜を張って作った器具で、膣内に挿入し精子が子宮内に入るのを防ぐことによって避妊します。
ピルが出現するまでは、欧米で家族計画運動を推進していた女性たちに推奨されていたため、日本で家族計画運動が開始されたときにも受胎調節実地指導員によって使用が推進されたが、あまり普及せず、製造業者も現在では1社しかありません。
ペッサリーの使用方法
サイズの合ったペッサリーの表面にゼリーを塗り、左右から親指と中指で押しつぶして人差し指を添えて膣内に挿入し、前縁を恥骨の後方に押し上げる。片方の足を台などに乗せて高く上げるか、しゃがんだ姿勢で挿入すると入れやすくなります。
挿入後は指で触って子宮膣部がペッサリーで完全に覆われていることを確かめる必要がある。セックスの後は翌朝までそのままにして、2度目に射精するようなときには、ゼリーを追加した方がよいでしょう。
- ペッサリーの利点
- 男女ともに性感には影響がない
- 性行為の前に挿入しておけるので性行為とは無関係に避妊が可能
- 男性の協力を必要とせず女性の意志のみで実行可能
- 副作用(時として膣炎)・禁忌はまれ
- 100%使用すれば避妊効果はかなり高い
- ペッサリーの欠点
- 産婦人科医・助産婦にあらかじめサイズを計ってもらい、挿入方法を十分に練習する必要がある
- 女性が避妊に対して動機と実行力を持ち、練習する意志を必要とする
- うまく装着されていなかったり、途中でずれると失敗妊娠することがある
- 装着できない場合(子宮脱・膀胱脱・子宮下垂・膣炎など)がある
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