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基礎体温法

オギノ式の計算のみでは、排卵日の推定が不確実なため、多くの場合、基礎体温法を併用することが多いようです。基礎体温法は、基礎体温を測定して、上昇により排卵を確かめたり、頸管粘液の増加を女性自身に判定させたりする方法で、カトリックの人々の間ではオギノ式と同様に推奨されています。

しかし、最近の研究によれば、超音波断層法で排卵現象を直接観察してみると、基礎体温の上昇時期と排卵期とが必ずしも一致していない場合があることが判明したため、基礎体温法の信頼度は低下しつつあります。

基礎体温法やオギノ式は、本質的に、排卵という将来に起こる生理的現象を、過去の記録に基づいて推定しようとするところに無理があり、基本的に失敗の可能性を内臓していると言えます。

また、オギノ式は、月経周期が不規則な人、流産や人工妊娠中絶直後、出産後、授乳性無月経の期間などだと、使用できません。

基礎体温法の方法

朝起きたら寝たままの状態で、口(舌下)で婦人体温計を使って体温を計測します。計測した、毎朝の基礎体温を、グラフにして記録します。

卵胞期
月経開始から排卵までの間、基礎体温は低温相を示します。低温期が続く日数は、各人の生理周期の長さによって異なります。
排卵期
排卵を境に、基礎体温は約0.3~0.5℃上昇し、低温相から高温相へと移行します。
黄体期
排卵後から次の生理開始までの間、基礎体温は高温相を示します。正常なら、生理周期の長さの個人差にかかわらず、誰でも約2週間続きます。月経が始まるとともに、基礎体温も下がります。

高温相が4日以上続いて、完全に排卵期が終わってしまったと確認できた後から、次の生理開始までの約10日間ほどが、俗に言われる「安全日」に当たります。

基礎体温法の利点
体温計以外の器具・薬品は不要
医学的管理不要
比較的安価
基礎体温法の欠点
基礎体温測定を行う几帳面さが必要
理論的に効果が低く失敗しやすい
排卵日の正確な予測・判定が困難
方法について正確な知識・学習が必要
記録や計算が面倒
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